ダイエットをウォーキングで行いたいという方は多いですね!
理由は
○キツくなさそう
○いつでもできる
○どこでもできる
○一人でもできる
○道具にお金がかからない
というハードルが低そうなイメージが強いからでしょうか。
確かに、これらの条件はウォーキングの良さではありますが、この手軽さだけで始めてしまうと、こんな結果を得てしまうかもしれません。
○簡単に始められたので簡単にやめられる
○いつでもできると思うといつもやらない
○自己流でやり始めたら身体に痛みを感じるところができてしまった
○結局痩せない
これではせっかくのウォーキングの素晴らしさを活用しないまま、終わってしまいます。
では、ウォーキングダイエットを始めるにあたり、どんな準備が必要なのでしょうか?
〈 歩きの質を高める 〉
このブログでも何度もお伝えしていますが、歩きは量を増やす前に『質を高める』必要があります。
理由は、毎日の身体のくせやお仕事の時の姿勢の積み重ねによって、姿勢が歪んだままになっている方がほとんどだからです。
私でも毎日 身体の調子は違います。
長時間にわたり重たい荷物を持った日は、腰や脚に負担がかかったりします。
そんな日はぴんしゃん元気体操で身体をリセットするようにしていますが、皆さんは日頃どうなさっているでしょう?
1日外出しない方でも、パソコンの前に座ってマウスのクリックのしすぎで、腕が上がらなくなったりしていませんか?一緒にちょっと動かしてみませんか?
< 身体の歪みをほぐす >
ウォーキングでダイエットする前に「身体の歪みをほぐす」ことから初めてみましょう。
身体をほぐすのには、ストレッチ、ヨガなどもあります。ご自分のやりやすいもので良いですが、もし何も思いつかない場合は、先ほどのぴんしゃん元気体操行うか、または応用編として1種目づつ歩きながらやってみてはどうでしょう?
< 正しい立ち方 >
次に歩き方です。
良い立ち方から歩きたいですので、まずは正しい立ち方を覚えましょう。
(1)両足のつま先とかかとを閉じて立ちます
(2)かかとは付けたまま、つま先を握りこぶし2つ分以上開けます。
(3)中腰になって両方の手をそれぞれの膝にあてます。
(4)次に、両膝を外側に押し開きます。
(5)膝はその状態をキープしたまま、上半身をゆっくりまっすぐに立てます。
※ かかとの真上にお尻、その上に頭がくるようにしましょう。
お尻を突き出してしまわないように気を付けてください。
(6)膝をゆっくりまっすぐ伸ばして立ちます。
※ お尻をキュッとするようなイメージです。
これが仙骨を立てるということです。
(3)~(6)を3回繰り返したあと、つま先を閉じて、三歩歩いてみてください。
このエクササイズで仙骨を立てることで、人として正しい姿勢が取れます!
1日にたった1回でOKです。
(けあサポより)
この立ち方から歩くのと、そう出ないのでは身体絵の刺激が全く違ってきます。
< 歩き方 >
そして、やっと歩き始められます。
歩くときは次の点に気をつけて歩くようにしましょう。
◯一本の線の上を歩く
◯歩幅を広くして歩く
◯スピードを上げて歩く
< 量の増やし方 >
この歩き方できるようになってきたら、スピードに緩急つけて少しづつ歩く時間を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
最初は1本目の電信柱までスピードをあげて、2本目まではゆっくり歩く。
これを繰り返します。
次に2本目までスピードを上げて歩き、4本目までゆっくり歩く。
これができるようになってきたら
2本目までスピードを上げて歩き、3本目までゆっくり歩く。続けて5本目までスピードを上げて歩き、6本目までゆっくり歩く‥
つまり、ゆっくりの時間が短くなる中で、歩く時間を増やして行くのです。
ただし、このやり方ができるのは正しい姿勢で歩き始め、身体に余力を残して終了させます。
また、膝や腰などに痛みを感じた場合はすぐに運動を中止して、身体を休ませてください。
毎にやることが最良の方法ではありません。
歩く日と休む日をちゃんと作ってこそ!
質の良い身体づくりができるのです。
< 油断してはなりません >
いつもより多めに歩いたと感じていても、その時消費したカロリーは大したものではありません。一般的に1000歩で30kcal程度です。
そうすると「えー!こんなに歩いたのに立ったの30kcal?!
スターバックスのカプチーノだったら1/3杯しか飲めないエネルギー量です。
< 用美こそがウォーキングダイエットの目的地 >
‥などと色気のないことを書くと一気にテンションが下がりそうですが、ウォーキングの効果はそんなものではありません。
その瞬間の消費カロリーはその程度かもしれませんが、このように正しい姿勢て歩くことにより、身体に筋肉がついて、その筋肉が起きているときも寝ている時もエネルギーを使って、皆さんの身体を維持させるので、どんどん痩せやすい身体になって行くのです。
さらに、歩くために正しい筋肉が使われると、それまで重力に抵抗できなかったお肉たちが、自立し始め美しいラインを作ってくれます。
しなやかで美しい姿で、美しい歩き方になった時、私たちはそれを「用美」と言っています。
用美というのはもともと「用の美」と言われ、日常雑貨など無名のものであっても、それを使用している人の精神的に充実した姿が美しいのではないかという考えです。
私たちも「歩く」というとっても日常的なものではあるけれど、思いを込めて丁寧に身体を使って行けば、それこそが美しい姿なのではないかと考えているのです。
歩く姿は美しくなければなりません。
それを思いながら正しく歩くことで、身体は引き締まり、美しいラインを作るのです。
これこそがウォーキングダイエットの真髄であり、単に体重が減ることを目的にウォーキングをするのはもったいないと思うのです。
用美を求めて歩いたら、簡単にはやめないと思いますし、「美しく歩く=正しい歩き」となり、身体への負担も少なく済みますので、ウォーキング美しくなることができるのです。
どうでしょう?歩きたくなりませんか?
こういったことをお教室ではエクササイズと歩き方レッスンでお伝えしています。
用美を求める方、一緒に歩きませんか?
初心者の方の体験大歓迎です
http://onodera-mariko.com/lectures/