先日、日テレ『ナカイの窓』海外生活は楽しいよSPで、師匠デューク更家のモナコでのVTRがあり、私もそこにチラチラ出演させていただきました。
師匠のおかげでモナコの由緒あるホテルでのパーティや、限られたメンバーしか入れないヨットクラブでの特別な時間を経験させていただきました。
初めて訪れた時は圧倒的な場の雰囲気と慣れないドレスとヒール、話せないフランス語が飛び交う中で、つい身体を丸めてしまいそうになりましたが、それはモナコの社交の場の振る舞いではありません。
実際は心の中でオロオロしていても堂々とそこに佇むこともマナーの1つとして重要なのです。
そしてこれはモナコのパーティの場だけではありません。日本にいても大勢の集まる交流会やパーティなど、または若い方ですと面接などでも、その立ち居振る舞いは見られています。
女性はそう行った席の場合、高い低いの差はあれ、ヒールを履くことになると思いますが、「どうしてもヒールではうまく歩けない」とか「痛くて長時間履いていられない」と思っている方が多いのではないでしょうか?
確かにヒールは歩きにくいかもしれませんし、足も痛くなります。
でも確実に女性を美しく見せてくれるのがヒールなのです。
そこでヒールで歩く時のコツをご紹介しましょう
<ヒールウォーキングのコツ>
○おへそを引き上げ
○胸を開いて
○視線も高くして
○きっちり膝を伸ばして歩きます
これができないと、あの場にはいられません。
文字で見たらたったこれだけかもしれませんが、実際に行ってみるとなかなか難しいのです。
ヒールを履きこなすには、それなりに身体を作る必要があるのです。
もともと日本人は欧米人と違ってヒールに向いている骨格をしていません。その条件の中でヒールを履こうとするのですから、それ相応の準備が必要になります。
私のレッスンでも、
○身体の重心を引き上げるためのエクササイズ
○足の裏をしっかり使うためのエクササイズ
○身体全体のバランスを整えるエクササイズ
などを行ってから歩く練習を行います。
いきなり歩き始めることはしないのです。
では、せっかくですので、エクササイズのやり方をご紹介します。
〈身体の重心を引き上げるエクササイズ〉
① 両手を頭の上で写真のように組みます。
どうですか?これだけで身体の重心が引き上がりますし、ウエストも細くなりますね。内臓も引き上がっているのです。
② この状態で上半身はひねらず、まっすぐ10〜20歩歩いてみましょう。
③ 少しこの歩きに慣れたら、10歩歩いた後におへそが下がらないように腕だけをおろして10歩歩いてみましょう。
これを何度か繰り返して、重心が引き上がった状態を身体に覚え込ませていきます。
頭で覚えるのではなく、身体が覚えるまで繰り返し行っていきます。
私のクラスでは70代の方もヒールを履いてレッスンを行っておられます。
美しく歩くための努力は無駄にはならないのです。
ヒールを履いてかっこよく歩けたら、とても気持ちがいいです。
自分の品格が上がったような気になります。
自分の背が高くなったような気になります。
何より自分に自信がつきます。
ヒールでカッコよく歩いてみたい方は是非一度レッスンにいらしてください。
小野寺MARIKO麻理子オフィシャルサイトは こちら
現在行っているクラスは
があります。いずれも初心者大歓迎です。